韓国人の発音を聞いていると、
「"네"(はい)が"데"に聞こえる」
「"뭐"(何)が”붜”に聞こえる」
ということがよくある。
なんでこのようなことが起きるのか?と謎に思い、いろいろ調べたり韓国人に聞いたりしたが、なかなかスッキリとした答えにたどり着かずモヤモヤとした。
(韓国人自身がこの違いに自覚的でないように思う)
そんなとき どこかのサイトの説明で
「日本人が”寒い”を”さぶい”と言うのと同じ」
と書いてあって とてもスッキリした。
つまり、鼻に抜けるnやmの音を、鼻に空気を抜かない感じで言うと
네 -> 데
뭐 -> 붜
となるということ。
韓国人は話し始めのn,mの発音では鼻から空気が抜けにくい場合がある、と理解した。
理由はもしかしたら、韓国の冬が"さぶい"せいかもしれない。
…ただの冗談ではなく、「温かい地域の言語は母音が多く、寒い地域の言語は子音が多い。寒い地域は口を大きく開けたくないため子音が多くなる」
と、言語学の本で読んだことがある。
真偽のほどはわからないが、こういう想像をするのも面白い。