韓国語の勉強を始めたばかりの頃の話。
「これ」「それ」「あれ」
「ここ」「そこ」「あそこ」
といった指示代名詞について。
韓国語ではそれぞれ、
이거 (이것), 그거 (그것), 저거(저것)
여기 거기 저기
となるが、最初はなかなか頭に入ってこなかった。
混乱しないための覚え方として
이거 イゴ
그거 クゴ
저거 チョゴ
頭を取って「イ・ク・ジョ」の法則というのがあるよ、
と 友達から教えてもらった。
「勉強、がんばって行くじょ!!」と
韓国語から(?)エールをもらった気がした。
韓国語の勉強を始めたばかりの頃、背中を押されたというか 勇気づけられたエピソード。
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side note:
これ/それ/あれ の違いは、話者からの物理的な距離の遠近と対応づいているが、一方
距離とは別に以下のような使い方をすることもある。
「あの人、今どうしてるかな」
「教えてくれたあの映画、面白かったね」
”過去”や”今ここにない/見えないもの”を指し示すとき、
日本語では「あ」を使うが、
韓国語では大半のケースで(저ではなく)”그”を使う。
"그 사람 지금 어떻게 하고 있나"
"알려 준 그 영화 재밌었지"