ハングルの構造を知ると捗る

韓国語を覚えたての初心者の頃はハングルの発音をがむしゃらに覚えていたが、
構造を知ると理解が一気に深まった、というメモ。

 

<1:母音の ㅐ と ㅔ>

日本語で言う「え」に近い、ㅐ と ㅔ について。

テキストでは、「どちらも大体『え』です」と書かれていることが多いが、このハングルの構造は:

ㅐ = ㅏ+ㅣ

ㅔ = ㅓ+ㅣ

「ㅐは아이のㅐ、ㅔは어이のㅔ」

と理解すると区別がしやすくなった。

(韓国人も、ㅐ/ㅔを区別して表現するとき「아이」/「어이」と言う)

 

発音的には

ㅐ = 아の口で이を言う

ㅔ = 어の口で이を言う

 

なお

漢字語の単語でㅐが出てくるときは、だいたい…6〜7割くらいの確率で 日本語では「あい」の発音をする気がしている。

愛(あい) = 애

開(かい) = 개

毎(まい) = 매

 

<2: 子音のㅊ, ㅋ, ㅌ>

子音が激音になるのは

ㄱ -> ㅋ

ㄷ -> ㅌ

ㅂ -> ㅍ

ㅈ -> ㅊ

なんかわかりにくいなぁと思っていたが、

このように理解すると捗ることがわかった。

(※あいにくㅍ はこうならない)

 

<3: ㅈ がカタカナの「ス」に見えてしまう件>

最初のころは、ㅈ(ジウッ)の「ス」表記が

ㄱ(キウク)に見え、まぎらわしくて仕方なかった。

これを、



このように理解すると、頭にサッと入ってきた。

ㅅ(シウッ)が濁るとㅈ(ジウッ)になる、という理解。